Aug 9, 2015

【新潟】大地の芸術祭のお手伝いに参加して


ちょっと前の、7/11,12で、新潟に芸術祭のお手伝いに行ってきました。

何かが生み出される場所には、必ず学びとれることがある。
今回は、そんなお話。

アート

アートというものは僕はよくわからないです。

月に何度か美術館などには行くが心から理解出来た試しは今まであまりない。単純に好きだから行っています。
理由の一部にあるのは、恐らく自分自身にその種の「才能」がないからなんですねー。

写真でも絵でも、「こいつは•••只者じゃねぇ•••!」って人、必ずいるじゃないですか。

でも、自分にはそれがないわけで。なんつーか、半分「羨ましさ」を感じる部分もあります。

僕も最近、写真を始めましたが綺麗な写真はカメラの力で幾らでも取れます。適当に夕焼けが綺麗な場所に行って、設定オートにしてシャター切れば「嗚呼、綺麗な写真だ」というものなら、スキルはなくとも場所を知ってれば撮れるわけで。

でも、ありふれた風景の中で美しい写真はなかなか撮れません。むしろ、今後そんな写真撮れるのか?というレベルです。

でも、そんな環境で凄い一枚を撮ってしまう人がいるのもまた事実。

この日常の一片をこんな形で切り取るんだ。っていう、見てるとこ全然違うわ。っていう感じの。

というわけで、そんな才能を持ち合わせていない僕が、芸術祭の作品作りの手伝い出来んのか•••?という気持ちのまま、新潟へ向かいました。

フィルターは消えた

最初に手伝ったのは「舟を編む」作業。どっかの小説かと思われますが、ガチでそんな感じでした。
藁を使って、舟をひたすら編んでいく。それを何人かのボランティアの人たちが一生懸命作っていました。

その中にはまだ、十代と思わしき男の子の姿も何人か、混じっていました。

よくよく聞くと、その子たちは色々な問題を抱えている子で、「居場所」を探して新潟まで来ているんだということ。

話すとすげーいい奴らで、なんで居場所がないんだろうと思ったわけです。

そして、1日目の作業が終わり宿舎へ。

宿舎は昔学校?だった場所を改装して、寝床にしているような感じで、新潟の酒とビールを買ってボランティアのみんなと混じって色々な話をしました。
台湾とかから来ている人たちも多くてグローバルな感じ、また、他のみんなは割と顔見知りで、何度もボランティアに来ているような人たちが多かったわけです。

本当、いろんな人たちがいました。芸術祭の作品作りを生きがいにしているような人もいて、
僕はみんなのそんな姿を見て、また価値観が少し壊れました気がしました。

単純にすげーって思ったんですよね。こんな生き方もあるんだって。オーストラリアで教わったものが、また日本の新潟に落っこちていて、また大切なモノを拾った気がすげーしました。

会社とか学歴とか、口では関係ないって言ってても、結局フィルターかかって見ちゃうこともあるんだけど、なんか今回の旅でそんなモノが心の中からスッキリカラッと無くなった感じがしました。

んで、みんなと飲んだ後、昼間の連中と田んぼの真ん中の道に寝転んで、流れ星を見て。

こんな空久々に見たなって。

時々通る車のヘッドライトが眩しく感じるほど周りに光はなく、空には星が瞬いている。
そんな、夜空を今日会って少し過ごしただけの「仲間」と一緒に見てる。

なんか、僕はまだなんもやっちゃいないのに、「嗚呼、死ぬならこんな場所がいいな」ってすげー思ったんです。

まだ、少し涼しい初夏の新潟の夜にそんなことを。

その後、線香花火をして、夜は更けていきました。

関係ないことが、新しい何か生む

翌朝は場所が変わり、廃校になった小学校へ。
こんな東京のような街に住んでると、なかなか廃校に入る機会なんてまずなく、それだけで新鮮な体験でした。

その小学校は山の中にあって、「登校するの大変そうだな•••」という感じの場所。
そこの小学校をペンキで白に塗っていく作品でした。

それはスマイルズという企業の作品で、社員の人が一丸となって作品作りをしていました。

いやーいい企業だなって思いました。
こーゆうことやっていくと、やっぱりファンが増えていく。僕は少なからずファンになりました。

どんなこともそうだけど、一見本業と無関係だなって思えることの「点」を結んでいくことで、それが線になって形作られていくんだと。

その線が周りに広がって、事業とはまた無関係なところにあらたな枠を作ることができるんだなと感じます。
だから、本業とはあんま関係ないことをやる。っていう考え方はすげー大事な事だと思います。

それは、生きていく上でもそうだなぁと。

表より、裏側

行って感じたのは、僕は「ストーリーは大事」だと思っています。作品を作る上で、その背景にあるストーリーほど魅力的なものはないんじゃないかと思います。

だから、成功の物語よりその裏側にあるドキュメンタリーみたいなのが好きなんです。

例えば、バンドが全国ツアー回っているステージ上の映像も好きです。けれど、僕が最も感動を覚えるのって、そのステージをどうやって作ってきたか?そこにどんな葛藤があって苦労をしたのか?
という部分です。

それは時に、その作品そのものより価値のあるものになり得るんではないかと。

だからこそ、そんな事を間近で見れた今回の、作品作りは本当にいい経験になりました。

手伝ってきたのはこのイベントです。

大地の芸術祭

http://www.echigo-tsumari.jp/eng/
では、また。

Posted in BlogNo Comments » 

関連記事

Comment





Comment



CAPTCHA